Mさん(60)がゴルフをしたのは10年ぶり。

数回練習し、ラウンドしたところ、スイング時に右腰が痛むように。後半はティーを刺すのにも苦労するほどでした。

Mさんは、上半身がやや左にねじれた姿勢。

スイングをしてもらうと、バックスイングで回転が少なく、ダウンスイングで腰が左に突き出て体が早く開いてしまいます。

「早めに開くのを避けようと意識すると、今度は引っ掛けが多くなります」とMさん。

このスタイルでスイングをし続けたら、右腰の筋肉が過度に緊張し、痛みが生じるのは当然です。

施術で痛みが消えた後、予防のために、朝夕、そしてゴルフの前後に、次の3つのストレッチをやってもらいました。

①右足首を左脚にかけ、その状態で左脚を体に巻きつけるようにする。(1分間)
※右の股関節やお尻の筋肉のストレッチになる。

16-1


②右脚を下にして左膝を立てて横になる。(1分間)
※右の脇からお尻の外側の筋肉のストレッチになる。

16-2


③両足を肩幅に開き、右足を1歩前に出して写真3のように。(10回)
※右の腰のストレッチになる。

16-3

※痛みやしびれが強くなるようであれば、すぐに中止してください。