Athletic young man playing golf

私のクリニックにはプロ、アマ問わず、ゴルフ障害で不調を訴えている方が毎日といっていいほど来院されます。
こんなに多いのは何故なのか?

ゴルフはそんにな身体を痛めるスポーツなのでしょうか?

臨床をしていて言えることは、来院される方の技術の差は、症状の発症に関係ないということです。
現にトッププロから初心者までの方が、同じ症状で来院されることもあるからです。

それでは、どうしてなのでしょう?

私が思う原因は「身体の軸」の崩れと「力み」だと思います。

1ラウンド72回~100回のスイングで、筋肉は疲労しますが回復する力もあります。
しかし、「身体の軸」の崩れが、スイングでの可動域を制限し正常な動きを妨げます。そして、「力み」が過度に筋肉を使ったり、関節に負荷をかけることになります。
それらが、痛みを起こすまでの負荷になってしまうのです。

「身体の軸」を整えることで、障害の大部分は予防できます。
また、しっかりとした可動域が使えることで、力みも減ります。
スイングを変えたりすることもいいと思いますが、まずは自分の「身体の軸」をチェックしてみることがいいと思います。