50歳 男性 会社員

月に5回程度ラウンド。
3ヶ月ほど前からゴルフ後に左の肘が痛い。
手を下に向けてものを持ち上げる動作が特に痛い。
ラウンド後、数日休むと痛みは軽減するが、なくなることはない。

検査では橈側手根伸筋に緊張と圧痛があった。
手首の伸展動作で痛く、抵抗をかけるとより痛い。
手首の背屈制限もあった。
骨盤左外側の動揺性あり、猫背あり、左肩甲下筋、小胸筋の緊張あり、
左巻き肩あり。

施術では全体のバランスを整えることを行い、
その後に肘の筋肉の緩和、肘関節、手関節の矯正を行った。
施術後は抵抗をかけても痛みはほぼなし。
肘用のベルトの購入を勧め、ゴルフ中は必ず巻くよう指導。
また、普段のストレッチ、セルフマッサージを指導。
その後は痛みが強く出ることもなく、安定している。

今回の症状は、まだ軽症でしたので、すぐに改善可能でした。
症状が重度になると、腱炎、腱症を引き起こして、症状が長期化します。
そうなると厄介ですので、違和感が出た時点で対処することが重要です。

私は、症状が長期化しそうであれば、注射をすすめることもあります。
※信頼のおける病院を紹介します。
長期間痛みを感じていると、痛みが脳へ刷り込まれるので、慢性化してしまいます。
時には注射も必要だと考えています。

肘の症状でお困りの方は、一度ご相談いた抱ければと思います。