先日、50代の男性で、右背筋の痛みを訴えて来院された方がいました。

20代の時に初めて痛めたそうです。

スイングの際、インパクト直前で痛みが起きました。

その後、痛みがあるのでレフティーに転向しましたが、

やはりフィニッシュ時に痛みはありました。

右の坐骨を痛めたり、ヘルニアを患ったりして、再度右へ変更。

身体の回旋で痛みがあり、我慢してやってる。

来院時に姿勢と動きをチェックし、右の背筋の収縮がうまくできないこと。

それが股関節、骨盤、腰椎の動きとの関連で起きていると判断し、

まずは右背筋がうまく使える動きを、身体に思い出させるよう施術と

エクササイズを指導。

3回目の時には痛みは半減した。

その後、股関節の動かし方も再教育し痛みはさらに減少。

現在も継続して施術を行っています。

 

今回の症状は、間違った体の使い方が癖になり、どうにもなら無くなった症状です。

いろいろな施術を受けてきたが全く効果がなかったとのことでした。

考えられる事は、施術が悪いのではなく、動きの改善をしなければ負担は取れないということです。

動きの改善なしに、この症状は良くならない事を説明し、納得してもらい施術を行いました。

それにより、症状は予想より早く改善しています。

皆さんも色々とやって症状が取れない場合は、身体の動きの悪さを疑ってみるのもいいと思います。