40代男性

左腰の痛みを訴えて来院されたアマチュアゴルファーの症例です。

3ヶ月前よりスイング改造に取り組んでいて、練習量が増加し、週3日練習(300球/日)をしている。

最近になって、左腰が痛くなり、フィニッシュが取れないと相談に来られました。

状態をみると左の腸腰筋、腰方形筋の過緊張があり、体幹の左回旋、側屈で痛みがでました。

スイングの意識としては、左に踏み込み、流れないように軸をしっかりさせるとのことでした。

スイングを拝見すると、左の股関節、腰が回っておらず、筋肉に余計な負荷がかかっていました。

施術で関節、筋肉の不具合を調整した後は、スイングがスムーズになっていました。

今回の場合で一番気になったのは、左股関節への体重移動の意識でした。

インパクトからフォローにおいて股関節が先行し、股関節の軸が外にずれた状態で腰を回していたので、

うまく回らないのはもちろん、筋肉へ相当な負荷をかけていました。

施術でいったんは落ち着きますが、この意識と動きを修正しないことには、再発してしまいます。

この方には説明し、動きのコツとストレッチをアドバイスさせてもらいました。

その後は順調に練習をこなしています。

今回のようなパターンを自分で修正するのは難しいですが、

痛みが出るようであれば、すぐに中止して修正することをお勧めします。

お困りの方は、いつでもご相談ください。