Tさん(45)はゴルフのラウンド後半になると、脛(すね)の外側の筋肉がパンパンに張ってきます。

時には痛みも伴い、押すと痛みは一層強くなり、硬くて手が疲れるほど。

「最近は頻繁にコースへ出ているので、毎回痛みが強く出て困っています」とのこと。

体を拝見すると、確かに脛(すね)の筋肉が硬くなっていて、足首の動きも悪かった。

筋肉の柔軟性が低下していて、原因として考えられるのは、ラウンドが続いたこと。

筋肉の疲労が取れないうちにラウンドに出るので、疲労が積み重なり、結果的に筋肉が張ってしまったと思われます。

次のストレッチをお勧めしました。

①座った状態で右足を左の太ももに載せる。左手で右足首を反らせて、脛(すね)の筋肉を1分間ストレッチ。
足を正面と外側に倒して角度を変えることで、伸びるところを変えることがポイント。
さらに、伸ばしながら、右手で張っている筋肉をマッサージ。

25-1

 

②ふくらはぎの内側を、膝からかかとまで1分間マッサージ。
痛みのあるところは軽く行い、無理をしないようにする。

25-2

③足首を回してほぐした後、アキレス腱を30秒間伸ばす。

25-3-1  25-3-2

 

①~③を1日3セット、ラウンド前後に行います。ラウンド中には立った状態でストレッチだけ行ってください。

※痛みが強くなるようであれば、すぐに中止してください。