テークバックの時に左肩を傷めたSさん(45)。
「左の肩甲骨の外側付近が痛い。特にテークバックで左手を高くかかげると、痛みが強くなる」と言います。
実は、ラウンド前から、左肩に違和感があり、気になっていたそうです。
Sさんくらいの年齢になると、四十肩も考えられますが、そういった所見はありませんでした。
左の肩甲骨に関係する筋肉が硬くなっていることで動きがスムーズにいかなくなり、テークバックの時に負担がかかったのだと考えられます。
筋肉を緩める施術を行うとともに、Sさんには3つのストレッチを1日3回やってもらいました。

①左手をお尻の下に敷き(手のひらは上)、右手で頭を抱え、右前方へ30秒間倒す。
右肩が上がらないように気を付け、大きく深呼吸する。

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②両手を体の前で組み、顎を引く。
軽く背中を丸めて肩甲骨を広げるようにし、写真Aのように首と上体を右前方に倒す。(30秒間)

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③左手の甲を左腰に当て、右手で左肘を持ち、前方へ引き、肩甲骨を前方へ30秒間伸ばす。

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Sさんの痛みは、これらでほとんどなくなりました。

※痛みや痺れが強くなる場合は、中止してください。