スイングショルダーのメカニズムを提唱して約10年。

いろいろなケースを見てきましたが、
最近特に多いケースをご紹介します。

スイングショルダーの典型的な状態は、小胸筋と肩甲下筋が過緊張しています。
それにより、首や肩、脇、腕への痛みを起こします。

軽い痛みであれば、この過緊張を取り除き、
拮抗筋である棘下筋や大円筋、菱形筋、前鋸筋などを調整すれば改善します。

さらにひどくなると、肩関節後方関節包などに影響を及ぼし、
器質的な問題を引き起こしますが、この段階までいったら厄介です。
こういった方の共通点は、インナーマッスルが弱いということです。
その場合の治療は、インナーを鍛えながら、アウターの調整をします。

先日いらした方は、インパクトからフォロー時に、左肩に抜けるよな痛みがありました。
3回の施術で痛みはかなり軽減しましたが、練習後に重さが出るとのことでした。
ここからはインナーのトレーニングと施術を併用していきます。
そんなにひどくないので、2週間もあれば改善すると思われます。

スイングショルダーかな?
と思ったら器質的な問題が起きる前に対処して下さい。

セルフケアで確認してみて下さい。

肩の違和感(インナーマッスル低下が原因)

肩の痛み(インナーマッスルが弱い)