当院に来院されるゴルファーの方で特多い障害が、左股関節の機能障害です。

来院される理由は「腰痛」「ゴルフ肩」「ゴルフ肘」などさまざまですが、
体全体で観察したときに、この左股関節の機能障害を起こしている事が多いのです。

左の大腰筋、中殿筋や大腿筋膜張筋といった股関節外転筋の筋力低下、
大殿筋やハムストリングの過緊張など特徴的なパターンがあります。

左股関節に機能障害を起こす原因としていくつかの事が考えられます。
・ダウンからインパクトの際に左股関節に体重が移動する際の力のかけ方。
・本来の左右股関節の動きのアンバランスが、体重移動のブレを大きくすること。
・普段の生活での癖による動きのアンバランス。
・姿勢によるアンバランス。

これらが原因で左の股関節周辺の筋肉や関節に負担がかかります。
左股関節の機能障害があることで、スイングは左に流れやすかったり、
左がうまく回せないという症状が起きます。
これは思い当たる方は多いのではないでしょうか??

技術的な問題以前に、体が動かない状態であれば動くわけはなく。
うまくスイングができても、本来使う場所ではない筋肉などを使い、
体に無理がかかるのはもちろん、スイングが安定しにくく、
再現性がより難しくなります。

腰痛、ゴルフ肩、ゴルフ肘も原因を追究していくと、
左の股関節機能障害が原因になっていることもあります。

あなたの痛みやスイングの悩みも、左股関節の機能障害が
原因かもしれません。
お困りの方はご相談ください。