症状

ゴルフ歴が長く、週に一回の頻度もでラウンドをしている。
ここ数年で頻度が増えたことで、ゴルフ後は手首や肘の違和感、疲れを感じるようになっていた。
休めばすぐに違和感や疲れはとれていたが、最近になって症状は悪化し、休んでも取れなくなってきた。
今は手首を動かすことは痛みが強く、肘の曲げ伸ばしでも痛みを感じる。

検査

姿勢検査で右肩が下がり、右肩と腕が内巻きになり、右ひじが少し屈曲している姿勢をしていた。

肩~肘~手首の運動連鎖が崩れ、屈筋群が強く亢進し、伸筋群が抑制されている状態で、それが関節の制限を起こす原因になっていた。

筋力は問題はなかったが、手首や肘に負担がかかる動きでは痛みがでるので正確な情報は得らえなかった。

施術

施術では、腕や肩が内巻きになっていたので、手から肘、肩、肩甲骨につながる筋膜をリリースし、加えてアジャストメント、モビリゼーションを行った。

また、ストレッチも行い動きの連動性を戻すようアプローチ。

施術直後から動きの改善がみられ、動きの改善で負担が減ったことにより、痛みの軽減もみられた。

6回の施術で痛みはほぼ消失したが、プレー後は若干の動作時での痛みw感じる。

しかし、ストレッチなどで消失するので、それらを継続しつつメンテナンスを行っている。

分析

今回の症状は腕の使い方に問題があったと思われます。右手の意識が強く、おそらく強く握っていることも関連していると思われました。

腕の屈筋群、内旋筋群が過緊張をお越し、それを対処しないままプレーを続け、手首や肘、肩などの関節に負荷がかかり痛みが発症したのでしょう。

グリップを見直し、プレー後のアフターケアで十分に対処できる症状です。

みなさんもお気をつけください。