Tさん(50)の悩みは、腰痛。
普段から軽い痛みがあるのですが、ゴルフをすると、腰の左側が特に痛むようです。
体を触ると、左腰のやや外側(腰方形筋)や太ももの裏(ハムストリング)、お腹の奥の筋肉(腸腰筋)が硬くなっていました。
Tさんの話から、ダウンスイングからインパクトにかけて左を踏ん張りすぎ、左の筋肉に負担が掛かっていることが分かりました。
体の左右の筋肉の使い方がアンバランスで、左の筋肉には過剰な負荷が掛かり、右の筋肉はうまく使えない。
そのため、左腰に痛みが生じていました。
お勧めしたのは、3つのストレッチです。
①足を肩幅に開いて立ち、右手で右腰を横から押さえ固定します。
左手をまっすぐ上に挙げそのまま上体を右に倒し左の腰をゆっくりと10回伸ばす。
②台の上に左足を置いて左膝を少し曲げ、上体は真っ直ぐ前を向くようにして前屈し、ももの裏を1分間伸ばす。
③右脚を前に踏み込み、左膝をついて体重を落とし、左のお腹からももの前を1分間伸ばす。
朝夕、そしてラウンド前後に3セットが目安。
Tさんは2週間ほどで、悩みが解消され、ゴルフ後の腰痛は軽減されました。
※痛みや痺れが強くなるようであれば、すぐに中止してください。