肘と手首の筋力をUPさせ、関節を安定させるトレーニングをご紹介します。
ゴルフ肘や手首の痛みの予防としても効果があります。

チューブを使ったトレーニングです。
一つあるとトレーニングの幅が広がりますので、是非ともご用意してください。
チュウーブの強度は、一般的にチューブの色によって違います。
セラバンドでいうと8段階あり、イエロー(2)かレッド(3)、強くてもグリーン(4)がいいと思います。

トレーニング部位は、上腕部の前と後ろ、前腕部の前と後ろの計4部位になります。
そして、それらが複合した6つの動きに対して行います。

これから行うチューブトレーニングで共通することは、チューブのテンションを保つことです。
たるんだ状態では効果がありませんので、若干引っ張りテンションを保ってください。

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それではやってみましょう!!

(上腕二頭筋トレーニング)

チューブを足で踏みます。
肘は身体につけ手は90度よりやや下げた状態で構えます。
そのまま肘を曲げてゆっくりと戻します。
10回×3セット行います。

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(上腕三頭筋トレーニング)

両足は軽く曲げて前後に開きます。(トレーニング側が後ろ)
上体は姿勢を正した状態で、少し屈みます。
トレーニングする反対の手は膝の上に置き、トレーニング側の腕は床と水平にして、
肘から先は下に向けます。そのまま肘を伸ばしてゆっくりと戻します。
10回×3セット行います。

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(前腕屈筋群トレーニング)

椅子に座り、チューブをトレーニング側の足で押さえ、手は手のひらが上になるように持ちます。
若干前傾になり、その腕をももの上に置き、もう片方の手で腕を支えます。
手首をやや下に曲げた状態から曲げて、ゆっくり戻します。
手首のみを動かすようにしてください。
10回×3セット行います。

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(前腕伸筋群トレーニング)

椅子に座り、チューブをトレーニング側の足で押さえ、手は手の甲が上になるように持ちます。
若干前傾になり、その腕をももの上に置き、もう片方の手で腕を支えます。
手首をやや下に曲げた状態から曲げて、ゆっくり戻します。
手首のみを動かすようにしてください。
10回×3セット行います。

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(前腕内旋筋群トレーニング)

先ほどに姿勢と同じように構えます。
チューブを身体の外側に固定し(椅子や柱などに巻きつける)
手のひらが上の状態で握ります。手を内返しするように動かし、ゆっくり戻します。
腕が横にぶれないように肘と肩は固定し、手首を動かすようにしましょう。
10回×3セット行います。

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(前腕外旋筋群トレーニング)

先ほどに姿勢と同じように構えます。
チューブを身体の内側に固定し(椅子や柱などに巻きつける)
手の甲が上の状態で握ります。手を外返しするように動かし、ゆっくり戻します。
腕が横にぶれないように肘と肩は固定し、手首を動かすようにしましょう。
10回×3セット行います。

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手首と肘は障害が起こしやすく、長引きやすい部位です。
普段から、ストレッチに加えトレーニングをして予防しましょう。
ゴルフライフを楽しみたい方は、是非とも続けてください。